こんにちは、ラフィオ熊谷です(^^)/
先日のビジネスセミナーの様子をお伝えいたします!
「スイスチーズとヒューマンエラーのおはなし」なんていうタイトルにすると、スイスチーズ??
どんなチーズなんだろうと思いを巡らせてしまう人も多いと思います。
スイスチーズとは、写真にあるような穴の開いたチーズです。
この穴をミスの通り道にたとえ、いかにミスが貫通しないようにすることが様々な事故、障害を発生させないことになるのです。
データの入力間違いや個人情報の漏洩など、IT化が進んだことにより、ちょっとした不注意で起きたミスが大きな問題を引き起こすこともあります。
誰もがいつ当事者になってもおかしくない「ヒューマンエラー」について、今日は考えてみましょう。
「ヒューマンエラー」の原因追及の方法にはいくつかの種類がありますが、今回は人間の基本的な特性をもとに原因から対策の立て方についてお話します。
人的ミスは、ついつい・うっかり型とあえて型に分けることができます。ついつい・うっかり型は人間の特性から
① 記憶エラー[要因]覚えられない、正しく続けられない、思い出せない
② 認知エラー[要因]見逃す・聞き逃す、見間違える・聞き間違える、認識を間違える
③ 判断エラー[要因]今、どんな状況か、次に何をすればよいかの判断を間違える
④ 行動エラー[要因]方法、手順を間違える
に分けることができます。要因が異なれば、対策も異なってきます。
取り組み手順として
step 1 提供サービスの人的ミスをリストアップする
step 2 対策が打たれている人的ミスを消し込む
step 3 人的ミスの要因を考える
step 4 人的ミスの対策案を検討する
step 5 対策を実行する
のようにステップに分けて考えると取り組みやすくなります。
ミスを起こしてしまったら根性論や精神論ではなく科学的に考えてミスに取り組みましょう。
セミナー終了後、参加してくれた利用者さんらに感想をお聞きすると
ミスを引き起こす原因は、「集中力の問題」、「注意力の問題だと思っていたがいろいろなウインによって起こることが分かった」。
「人間の行う作業は必ずミスが発生する」という想定は意外だったが、それを前提にどのようなミスが発生する可能性があるか考えて対策を立てるのは良いと思った。
ミスが少なくなる環境づくりも大切だと感じた。
今まで考えたことがなかったが、ある作業では、どのようなミスが起こりやすいか考えて作業を行う必要があると感じたなど色々な感想を聞くことができました。
ミスは精神論や根性論ではなくすことはできません。
ミスが発生したら何が原因でどのような仕組みを作ったらミスを食い止めることができるか考えていくことが大切です。
ラフィオ熊谷では、このようなビジネスセミナーから、皆で香りを楽しむアロマテラピー講座のとうの倶楽部から、体力アップを目的とした運動プログラムなど様々な就労プログラムを日々開催しています。
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