こんにちは、ラフィオ熊谷です(^^)/
本日は、ビジネスセミナーの様子をお伝えいたします!
2021年3月からの法定雇用率(障がい者手帳を持っている障がい者を雇用しなければならない割合)が2.3%に引き上げられました
従業員43.5人以上ごとに障害者1人以上の雇用をしなければいけない基準に変わりました💡✨
これにより、現在採用している障がい者人数では足りなくなり新たに採用を始める企業・団体が増えるほか、いままで採用していなかった企業が新たに採用を開始するケースもあります。基本的には1週間に40時間の勤務で、長期間就労可能な障がい者を求人しています。
20時間から30時間働いている者は短時間労働者と言い0.5人として計算されます。人件費から考えたら短時間労働者より40時間就労可能な人を歓迎しますよね!
障がい者枠で働く場合のメリットは、
- 通院や服薬を優先させてもらえる
- 障害について理解して貰った上で仕事ができる
- 勤務形態や業務内容を配慮してもらえる
- 支援機関が企業との間に入り調整してくれる
等のメリットがあります。
開示して就労すること(障がい者枠)で企業も配慮することが出来、職場離職率が下がり障がい者を戦力として考えることが出来ます。
長期就労するために知っておこう!
次に、スライドは下記のスライドは障がい者の離職原因を書いたものですが、離職理由として一番多いのはどんな理由だと思いますか?
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1番多いのが「職場の雰囲気・人間関係」2番目が「賃金・労働条件に不満」、3番目は「疲れやすく体力が続かなかった」の順でした。
「折角雇用しても、すぐやめてしまう」事があるため、企業は就労するための体力があるか、生活のリズムが整っているか否か、コミュニケーションスキルがあるか、障がいを理解・受容しているかについてじっくり見ます。
今できていないことが、働いた時に本当にできるのでしょうか?
「その場になったらできる」と仰る方も多くみられます。「ラフィオに通所するときは8時半に起きて10時前に着くようにしているので、入社した会社が9時始まりだったら7時に起きられるから大丈夫です」と言います。
生活習慣をいきなり変えると生活のリズムが不規則になり色々な障害が出ることがあります。就職活動を行っている方は、今から就労に合わせた生活リズムを作ることが必要です。
また、自立した生活をするために必要な金額を考え、給与が合うか判断することも大切です。コミュニケーションについても雑談をするのだけでなく、報告・連絡・相談が出来るかについても日ごろから練習しておかないとその場になって「上手くできない」ということにもなりかねません。
週5日通所で生活リズム作り&体力アップ、就労プログラムに参加、資格取得等のスキルアップ、SSTやコミュニケーショントレーニング、これら就労移行での訓練が就労に結びついていくんですね!
セミナーに参加した利用者さんに感想を聞くと、
- 「企業が意識している応募者に求めるものを準備することが就職を成功させることだと感じた」
- 「日ごろから思っていたが、職に就くには毎日の習慣をきちんとしなければと思った」
- 「法定雇用率、障がい者枠の意味、メリットが理解できた」
- 「自分は決まった時間に就寝してほぼ決まった時間に起きているのでリズムが整っていると思っていたが企業の始業時間を考えるともっと早く起きて生活リズムを作らないと感じた」
など、いろいろな感想を聞くことが出来ました(^_^)b
就労に向かって生活のリズムを整えることはとても大切なことなので、これからもこのテーマで定期的にセミナーを開催していきます!
ラフィオ熊谷では、就職した際に役立つビジネスセミナーや、体力アップを目的とした運動プログラムなど、様々な就労プログラムを日々実施しています。見学・体験のご予約を随時承っております。まずは、お気軽にお問い合わせください!
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「働きたい」をサポートします!