こんにちは。ラフィオ熊谷の佐々木です!
今回のビジネスセミナー「認知行動療法②」前回のおさらいと認知行動療法の実践(トレーニング)を行いました。
前回は、「入門!認知行動療法①」こころの仕組みを知ろうでした。
▶認知行動療法を学ぶメリット
▶自分のこころの仕組み
▶認知のゆがみ(自動思考)
*ラフィオ熊谷のブログをぜひご覧ください。 (^_-)-☆
さて、今回の内容です。おさらいをしながら・・。
認知のしくみとは、私たちが感情を感じる時、状況(外界の刺激)→認知(=思考)→感情(=喜怒哀楽)→身体(=反応)という流れで感情が起こっているということです。
なにかの状況に直面して、いきなり感情が沸き起こっているわけではないのですね。
例えば・・・
状況→(落ち込み)私は先輩にミスを指摘されてばかりだ
認知→(自責)自分のせいで先輩に大きな迷惑をかけている
感情→(不安)もう先輩には嫌われたんじゃないか
身体→(反応)先輩に会えない、会社に行けない
・・・こういった流れです。
これらは、いきなり悲しくなるのではなく、その間に実は認知が入っています。
その場で頭の中にぱっと思い浮かぶ考えを、認知の中でも「自動思考」と呼びます・・でしたね。
先ほどの”落ち込み”の例から考えると、
人はどのようにして、このようにして思ってしまうのか「考え方のクセ」についてみんなで考えました。
どうしても我々は「自分はダメな人間だ」「職場はストレスだ」「この仕事がうまくいくはずがない」「あの人は私のことが嫌いなんだ」など、思いがちです。
これらの共通点は、ネガティブな考え方の他に「Aは、Bだ」と一対一で自動的に結びつけてしまう「考え方のクセ」があります。
なので、この結びつけた関係を崩すことで、自分の考え方を幅を広げられるようになることです。
<やってみよう!トレーニング>
そこで、出したお題が「ペットボトル」の使い方を2つ以上考えるです!
★ロケット
★ペン立て
★花生け(花瓶)
★マラカス
★ジョウロの代わり・・などなど、いろいろな意見がでました!
そう!そうなんです!これが大事なんです!
ペットボトルは、「飲み物の入れ物だ」です。でも、使い方は人それぞれ、考え方もいろいろで、一つではないのです!(^_^)b
そして、ワクワクして考えられたのではないでしょうか♪
でも、反対に「そんなこと考えられないよ」「難しいわ」と憂鬱な考えが浮かんでしまった人もいるかもしれません。それは、気分が考えの影響を受けてしまっているのかもしれません。
このペットボトルの使い道のように、小さなことを少しづつ身につけていくことの大切なので、大きな目標を小さなステップに分けていくと飛び越えていきやすくなります。
もしも、「難しかったらどうしょう」「私にできるかな」とすぐに(自動思考)思ってしまったら、「少しづつなら大丈夫だ」くらいに思ってみましょう。そして、マイナス思考と上手くつきあっていくことが大切なのです。
▶心の柔軟体操でつらい気持ちと折り合う力をつける
▶自分で考え方の幅を広げられるようになることが大事
▶一歩一歩あなたのペースで、頑張り過ぎず、少しずつ身につけていく
今回は、以上のことができたと思います。次回は、①②のおさらいと「考え方のクセを調整してストレスを軽くしょう!」です。
参考資料「認知療法トレーニング・ブック」著 竹田伸也
「心理学の世界に飛び込もう」 https://careena-ny.com/
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