こんにちは、ラフィオ熊谷です(^_^)/
先日行ったビジネスセミナーの様子をお伝えいたします!
就労する際に役立つ知識を身につけよう!!
総務や経理などを行うオフィスや工場、工事現場などで仕事を行う従事者の周囲には、さまざまな危険が潜んでいます。危険予知トレーニング(KYT)は、住友金属工業株式会社(現 新日鐵住金株式会社)で1973年に開発されました。
KYTは、一人ひとりがその作業に潜む「危険要因」を事前に察知し共有しあうことで、事故や災害を未然に防止しようとするものです💡✨
KYT活動を熱心に行った企業や医療・福祉現場では、大きな事故を未然に防げたという報告もあります。
もちろんこの考え方を用いて家庭でも危険を家族で共用することによって、事故やケガを減らすことが出来ます。
事故などの労働災害が発生する原因は、「不安全な状態」と「不安全な行動」に大別されます。原因の9割以上が「不安全な行動」によるものと言われています。
不安全な行動とは、いったいどのような行動でしょうか?
一つは、「見間違い、聞き違い」、「忘れ」、「無意識な動作」、「うっかり」、「ぼんやり」等の《ヒューマンエラー》
もう一つは「面倒だから」、「多分大丈夫だろう」、「少しだけだから」、「皆がやっているから」などの気持ちが働いてしまい、あえて危険性のある行為を選んでしまう行動《リスクテイキング》です。
参加している利用者さんに事故に繫がらないまでもヒューマンエラーやリスクテイキング的な経験があるか聞いてみると、皆が体験されていました。
KYTの目的がわかったところで「中央労働災害防止協会が作成した職場や作業の状況を描いたイラストシート」を使って、どんな危険がひそんでいるか(見過ごすとどんなことが起きるか)、どんな注意をしなければならないか、また対策が必要かを皆で話し合いました。
そのあと、ヨガを行うための場所作りの準備風景の写真を見てKYTを行い、普段何気なく行っている行動の中にも危険が含まれていることがわかりました。ちょっと気をつけていればこんなことにならなかったのに、という経験は誰でも持っているのではないでしようか。
KYTとは簡単に言うとヒューマンエラーやリスクテイキングを避けるために「気をつけていれば」ではなく「前もってちょっと気をつける」習慣を養うことです!日々の訓練を通して、就労した際に役立つように身につけていきたいですね(^_^)b
参加した利用者さんに感想をお聞きすると「当たり前に行っている作業の中にも事故につながりそうな危険が含まれていることがわかった」、「皆が行っているので何も危険に感じなかったが今日の話を聞いて怖くなった」、「このくらい大丈夫だろうと思い行動することがあるのでその考え方を改めようと思った」と話してくれました。
就労移行支援事業所で訓練を終えて就職した時に、仕事に関するスキルの他に安全衛生に関する知識も必要になってくることがあります。今回の「危険を察知する能力ありますか」は安全衛生に関する知識の一つとして皆で勉強しました。
これからも定期的に安全衛生についてセミナーを開催していきます!
ラフィオ熊谷では、就労に役立つビジネスセミナーや、体力アップを目的とした運動プログラムなど、様々な就労プログラムを日々実施しています。見学・体験のご予約を随時承っております。まずは、お気軽にお問い合わせください!
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