こんにちは!ラフィオ熊谷の静井です。
ラフィオ熊谷に初めて来られた方に口をそろえて仰っていただけることがあります。
「楽しそうな雰囲気ですね。」「明るい事業所ですね。」
就労移行支援は、もちろん就職に向けて自身の課題と向き合う場ですが、
「しんどくてツライ場所」では行きたくないですよね?
ラフィオ熊谷には、特に癒される空間があるんです。それは、今までのグループワークで作成した作品が飾られている部屋です。今日もこの部屋の壁に新しい作品が加わりました!
今日の2コマ目は、【臨床美術】を行ないました。
※臨床美術は、絵やオブジェなどの作品を楽しみながら作ることによって脳を活性化させ、働く人のストレス緩和、感性教育などに効果が期待できる芸術療法(アートセラピー)のひとつです(日本臨床美術協会公式HPより)
今日の課題は、「2人で描く線と色の抽象画」
そう、2人で交代に1枚の絵を描くのです。最初に「こんな絵にしよう」という相談は無し。
完成形をしっかり想定してか、慎重に慎重にと…なかなか筆?が進まない方も。
まず、黒色で線を描いてみる。次の人は画面を見て感じて、思うように線を描く。
その後は、思い思いに色をのせていく。
出来上がる作品は様々で、2人の個性が画面の中で鮮やかなコントラストを作っていたり、2人の感性がちょうどよく混じり合い1つの美しい作品になったりします。
相手の方が描く思いもよらない一筆から、発想をふくらませていくのもおもしろいんですよね♪
どんどん変化していく作品に、いつのまにか夢中になってしまいます。
また、絵を描いていくうちに自分の心を表現することができるようになり、癒されていくのだとか。
だから臨床美術では色を選ぶという行動も自分の心と向き合う時間となります。
男性お二人の作品は、原色を使いダイナミック!
女性お二人の作品は、パステルチックでふんわりかわいらしい💛
最後にお互いの作品を鑑賞して感想を述べ合いました。
次回は、墨を使って描く講座の予定です!