日常生活活動の中で大切な1つに体力づくりがあります。
人によっては、散歩をしたり、スポーツ、体操と様々な運動をして自身の健康を維持しています。
そのあらゆる動作にかかわってくるのが呼吸です。
呼吸は肺が膨らむのではなく、筋肉が収縮して肺を膨らませています。
「すっと呼吸が楽になった」
まず運動を始めて5~10分で無酸素運動から有酸素運動に変わります。
取り組んだ肺の酸素をしっかりと体内の隅々まで行き渡らせるために、筋肉収縮と心拍数の上昇が必要になるので、時間が必要になります。
ここを通過した時点から「すっ」と呼吸が楽になってきます。
これからは季節的に暖かくなり、花や山々の景色を堪能できる季節を迎えます。
気持ち良く大きな深呼吸をして身体を整えていってみては!
呼吸がちょっぴり不安な方(気管支喘息)は、ダニやほこり、花粉などのアレルゲンによる発作や、
たばこの煙や薬の副作用、気候や気圧の変化など、様々な要因で引き起こされます。
持久力など長時間体を動かすと呼吸が苦しくなる「運動誘発性喘息」がありますが、そうした症状があっても症状改善には、
自分のペースで運動療法を取り入れ体力をつけていくことが大切を言われています。それにはゆっくりとしたウォーミングアップを行ってからウォーキングを行うことをお勧めします。
また喘息の症状が安定するまでは、専門医の先生の指導をしっかり受けながら運動療法を行うことも大事です。
呼吸を意識して肺機能を高めることで1日の活動量も増え、しっかりした体力が身につき日常生活や仕事にも活気が生まれてくるでしょう。
体力をつけていろいろなことにチャレンジしてみては!!!